図書委員会 おすすめ絵本 |
くんちゃんのはじめてのがっこう
作:ドロシー・マリノ
訳:まさきるりこ
出版社:ペンギン社
今日はくんちゃんが初めて学校に行く日です。最初はワクワクしていましたが、上級生の授業を見ているうちにくんちゃんの不安は大きくなり、ついに居ても立ってもいられず教室を飛び出してしまいます。くんちゃんの心細さや不安が手に取るように伝わってきて、がんばれ!と心の中で応援せずにはいられません。くんちゃんを咎めることなく暖かく見守り、本来のやる気と自信を取り戻すよう導いてくれた先生に救われた思いです。
(マリア組 ヒノ)
森のずかん
作者 松岡 達英
出版社 福音館書店
お父さんと男の子が、虫取り網、釣竿、キャンプ道具一式持って、森の中に入って行きます。森の中には野鳥、昆虫、川の中の生き物などに、男の子もお父さんも目を輝かせて夢中になります。そして夕食は、取れたての川魚のホイール焼きに、焼けた石でつくるクレープ、などなどなど。また寝る前に夜の森に探検に行きます。
我が子の最近の愛読書は昆虫図鑑で、朝から夜寝る前まで虫虫尽くしの毎日です。お陰でガなど不気味な生き物の写真を見てもさほど驚かなくなりました(笑)
この絵本は幼稚園の図書館から本人が借りてきた絵本ですが、絵が写真のようにリアルで美しく、でもどこか温かみがあります。
登場人物も素朴ですが、なにか見つけた時の男の子の表情や、それを見守りながらも自分も楽しんでいるお父さんの様子がとても微笑ましく、こんな父子になってほしいなぁと思う一冊です。男の子にオススメの一冊です。
(ゆり組エビネ)
おしいれのぼうけん
作ふるたたるひ
たばたせいいち
童心社
私が子どもの頃、何度も繰り返し読んでいた本。
そして、3人の子ども達も大好きな本です!
お昼寝前にミニカーの取り合いでけんかをしたさとしとあきらは、先生に叱られて
押し入れに入れられてしまいます。
そこで出会ったのは、地下の世界に住む恐ろしい“ねずみばあさん”です。
ふたりをやっつけようと追いかけてくる“ねずみばあさん”。
でも、さとしとあきらは決して諦めず、手をつないで走り続けます。
幼稚園生には少し長めの本ですが、怖さと不安を友達と乗り越える喜び・・・・・
わくわくドキドキの冒険絵本です。
(マリア組タニウチ)
毎月少しずつ図書委員のおすすめ絵本を紹介していく予定です。
お友達のお母さんは普段どんな絵本を読んでいるのかしら?気になりませんか
ぜひ子供に本を選ぶ時の参考になさって下さい