図書委員会 クリスマス絵本③ |
それにしてもクリスマスを題材にした絵本はとても多いと今回しみじみ思いました。
図書委員のお母さんたちから届いた絵本は、いままで知らなかった絵本が沢山!
とのさまサンタ
文:本田カヨ子
絵:長野ヒデ子
出版社:リブリオ出版
せっかくカトリックの幼稚園に入ったのですから本格的なクリスマスの本を!と思ったのですが、あまりクリスマスの本との出会いがなく…こういった本をご紹介してみます。
遊ぶことの大好きなとのさまが外国のおきゃくさまからクリスマスの本をもらって、興味しんしん…。
「おしろをクリスマスツリーにせよ!」とか、「えんとつを100ぽんたてよ!」など、やりたい放題。けらいたちはわがままなとのさまに振り回されてかわいそうですが、どこか憎めないのはまるで子どもの無邪気なことばかりだからかも知れません。
お父さんに読んでもらうと面白そうな本です。
山組 サトウ
アンジェリーナのクリスマス
文:キャサリン・ホラバード
絵:ヘレン・グレイグ
訳:おかだよしえ
出版社:講談社
どのいえも楽しそうにクリスマスの準備をしているのに、1軒だけくらくてさびしそうなお家があることに気が付いたアンジェリーナ。
そこは、むかし村の郵便屋さんだったベルさんのおうちでした。今は仕事をやめてひとりでくらしています。
そこでアンジェリーナはベルさんにクリスマスプレゼントを渡そうとクッキーをたくさん作ります。
ベルさんはたずねてきたアンジェリーナたちに大喜び。
クリスマスの準備をしたり、お話をしたりしてすっかり仲良しになったベルさんとアンジェリーナたちは、ある約束をします。
それはとっても素敵な約束。
心温まるお話と、きれいな色遣いの表情豊かな絵。あたたかい気持ちになる本です。
山組 オオヤ
教会ねずみとのんきなねこのメリークリスマス!
作・絵:グレアム・オークリー
訳:三原泉
英国で30年以上読みつがれてきた名作絵本シリーズ。
教会で仲良く暮らしている猫とねずみたちが、クリスマスパーティーをしたいと思いました。でも、それにはお金やいろいろな支度が必要です。
いろいろ策を練ってみるのですが、そのうちに町中を巻きこんでの大騒動になってしまいます。
パーティの計画はめちゃくちゃになってしまいますが、ネズミたちにとって待ちに待ったサンタクロースが来てくれるでしょうか。パーティは…?
読んでいくうちについ微笑んでしまう、英国らしさの詰まった絵本です。
マリア組 コウノ
赤はなのトナカイ ルドルフ
絵:塚田恭子
訳:遠山海彦
出版社:(株)メディアファクトリー
「まっかなおはなの~♪トナカイさんは~♪」で始まるクリスマスソングの絵本です。
赤はなのルドルフの誕生から始まります。鼻が赤い事で仲間外れにされますが、長旅をへて成長したルドルフの活躍がえがかれています。
1964年に制作された人形アニメーションを元に書き下ろした絵本です。
個人的にはアニメーションを見てから絵本を見たのですが、絵もストーリーも素敵なので、クリスマスに是非、オススメしたい一冊です。
マリア組 イワムラ
さて、次のクリスマスの絵本の紹介第四弾は12/1頃を予定しています。
ちょっと間があいてしまいますが、ぜひまた見て下さいね!