図書委員会 おすすめ絵本 |
こわーい鬼にびっくりして泣いちゃう子、今年もいるのかな?
そんな聖母の子供たちの姿は、純粋でとっても可愛いらしく思えます。
(親ばかかしら?)
さて、今月も図書委員会のお母さん方から絵本の紹介が届きました。
どの本もみんな面白そうですよ!
キュッパのはくぶつかん
作:オーシル・カンスタ・ヨンセン
作:ひだに れいこ
出版社:福音館書店
外で色々な物を拾いたがる息子が大好きな本です。
森に住む丸太の男の子キュッパが、お散歩の時に拾い集めた沢山の物を整頓・分類し、博物館を開催するまでの奮闘劇です。
どんなガラクタだって、キュッパにとっては素敵な宝物!
一所懸命に頑張るキュッパの姿が可愛らしく、途中で疲れてヘタれてしまうのも子供らしくて思わず笑みがこぼれます。
そして、キュッパが困った時に素敵なアドバイスをくれるおばあちゃん。
ただ答えを与えるのではなく、キュッパが自分で答えを見つけられるように上手に誘導してくれます。自分は、キュッパのおばあちゃんみたいに子供の力を伸ばしてあげる声かけが出来ているかなぁと考えさせられます。
この絵本を読んだ後は必ず子供部屋の片付けをしたくなります(笑)
お部屋が片付かないとお嘆きの皆様にぜひ読んでいただきたい絵本です(^_^)
(ゆり組 アマガイ)
こよみともだち
作:わたりむつこ
絵:ましませつこ
出版社:福音館書店
それぞれ別に暮らしていた1月~12月の12人。
ひとりぼっちじゃつまらない!と、友達を探しにお隣のドアをたたきます。
こうして仲良くなった12人は全員で暮らせる家へと引っ越すことにしました。
『こよみのいえ』の出来上がりです。
最終ページにはそれぞれの部屋が覗けるしかけになっています。
我が家の子供達は、カレンダーってこうやって出来たんだね!と感心していました(笑)
季節や行事がよくわかるので、新年を迎え、進級・進学をひかえているこの時期におすすめの絵本です。」
(マリア組・山組 アサノ)
どうぞのいす
作:香山美子
絵:柿本幸造
出版社:ひさかたチャイルド
うさぎさんが作った「どうぞのいす」がありました。
そこへ、ろばさんがやってきました。
「なんて親切ないすだろう」と言い、拾ってきたどんぐりのかごをどうぞのいすに置いてうとうと…眠ってしまいました。しばらくすると、くまさんがやってきてどうぞのいすに置かれてあるどんぐりを見つけます。
「どうぞならばいただきましょう」とくまさんはどんぐりを全部食べてしまいました。
「でも全部食べてしまっては後の人におきのどく」そう言ってくまさんは持っていたハチミツの瓶を置いていきました。ろばさんはまだまだお昼寝中…
そして、そこへ、次々と誰かがやってきます。
自分が貰った優しさを誰かにも伝えていく様子が繰り返しの言葉を使ってテンポよく表現されています。
子供たちにも分かりやすい本だと思います。
(海組 アミ)