ガーデニングクラブ:小さなハーブガーデンのご紹介 |
教会では古くから、薬草としてハーブが栽培されてきたそうです。人が健康や生活のために植物を利用してきた歴史の一端に触れて欲しい、そんな思いもあり、春先に小さなハーブ専用花壇の設置許可を頂きました。
フレッシュハーブの爽やかな香りは格別。庭仕事をしていると、常連の園児さんが時折香りを聞き比べに来てくれます。「これはお茶に、これはお料理に」と使い方を覚えてくれる子も。
生育の旺盛な植物なので、子ども達が多少葉や花を摘んでもびくともしません。香りは記憶と深く結び付くと言われますが、幼い頃の素敵な思い出と、ハーブの豊かな香りが結び付いたら嬉しいですね。
ラベンダー以外に植わっているのはコモンタイム・シルバータイム・コモンセージ・スイートマジョラム・オレガノ・チャイブ・レモングラスにレモンバームといった美味しいキッチンハーブ達。元々植わっていた大株のラベンダー周辺の水はけと酸度を調整し、木枠で囲んで小さな苗を植えたところ、約4カ月で上の写真のように立派になりました。
4月には、頭に白いリボンを結んだような、ストエカス系ラベンダーの中でもちょっと珍しい『わたぼうし』の花が咲きました。
5月には丸く可愛らしいピンクのチャイブの花と、小さくて可憐なタイムの花。
6月~8月はオレガノとラバンディン系ラベンダー等が盛大に咲いています。
シルバータイムの斑入りの葉と、白い産毛に覆われたセージの葉は、期間を通じて涼やかにきらめいています。今年は咲きませんでしたが、来年はコモンセージも紫の花を楽しませてくれるでしょう。
比較的交通量の多い道路に面しているので、子ども達だけではおとずれる機会のない大御堂前庭。良かったら親子で香りを訪ねてみてください。
(ɔ ˘⌣˘)˘⌣˘ c)
<部長>